すいどうってどうなっているの?

5 災害時(さいがいじ) (みず) 確保(かくほ)

宮崎市(みやざきし)には、 日向灘(ひゅうがなだ) 霧島火山帯(きりしまかざんたい)などの 地震(じしん) 震源(しんげん) (ちか)くにあります。 地震(じしん)などの 災害(さいがい) ()きたときに、 水道管(すいどうかん) (こわ)れたり、 火災(かさい) 消火活動(しょうかかつどう) 病院(びょういん)での 治療(ちりょう) 優先的(ゆうせんてき) (みず) 使(つか)われたりして、 (みず) ()めなくなることが (かんが)えられます。

災害(さいがい)のときに 使(つか)われるもの

給水車写真

一度(いちど) (みず)を4トン (はこ)べる 給水車(きゅうすいしゃ) 水道(すいどう) 使(つか)えないときに 活躍(かつやく)します。

給水袋写真

(みず) ()れる 給水袋(きゅうすいぶくろ) (ふくろ) () ()がついていて () (はこ)びしやすくなっています。

浄水装置

海水(かいすい) 飲料水(いんりょうすい)にできる 浄化装置(じょうかそうち)。イラク 復興支援(ふっこうしえん)でも (おな) 装置(そうち) 使(つか)われています。

簡易浄水装置

() (はこ)びが 便利(べんり) 簡易浄水装置(かんいじょうすいそうち)。プールのある 程度(ていど)きれいな (みず)をろ ()します。

  (ひと)は、 (みず) ()まないと 脱水症状(だっすいしょうじょう) ()こして、 ()んでしまうこともあります。 人一人(ひとひとり) ()きるのに 必要(ひつよう) () (みず)は、 一日(いちにち) (やく)3リットルといわれています。 ()ごろから 災害(さいがい) (そな)えて、ペットボトルやポリタンクに、 (みず) ()れておくことが 大切(たいせつ)です。

  飲料水(いんりょうすい) 家庭(かてい) (とど)かないような 災害(さいがい) (そな)えて、 上下水道局(じょうげすいどうきょく)ではすぐに (みな)さんに (みず) (とど)けられるように、 給水車(きゅうすいしゃ) 海水(かいすい) (かわ) (みず)から 飲料水(いんりょうすい)をつくる 緊急時(きんきゅうじ) 浄水装置(じょうすいそうち)などの 機材(きざい) 整備(せいび)しています。また、 地震災害(じしんさいがい) ()きても、1 日一人当(にちひとりあ)たり (やく)20リットルの (みず)を7 日間分(かかんぶん) 貯水池(ちょすいち) 配水池(はいすいち)などで 確保(かくほ)できる 見込(みこ)みです。

 なお、ほかの 市町村(しちょうそん)とも 協力(きょうりょく)して、すぐに (みな)さんに (みず) (とど)けることができるようにしています。