守(まも)ってほしいこと

排水溝(はいすいこう)は 調理(ちょうり)くずやごみが 流(なが)れ 込(こ)まないように、 網(あみ)などをつける	食用油(しょくようあぶら)は 使(つか)い 終(お)わった 油(あぶら)はそのまま 流(なが)さず、 紙(かみ)などに 吸(す)わせるか 薬品(やくひん)で 固(かた)める
水洗(すいせん)トイレは 水(みず)に 溶(と)けにくいティッシュなどを 流(なが)すのも「×」。 詰(つ)まったら 大変(たいへん)です	道路(どうろ)などのゴミは ちり 取(と)りなどで 集(あつ)めて 分別(ぶんべつ)し、 決(き)められた 日(ひ)に 出(だ)す

せっかく 下水道(げすいどう)がつくられても、 正(ただ)しく 大切(たいせつ)に 使(つか)わなければ、わたしたちの 生活(せいかつ)に 本当(ほんとう)に 役立(やくだ)つことにはなりません。そこで 下水道(げすいどう)を 正(ただ)しく 使(つか)うために、みんなに 守(まも)ってほしいことがあります。 例(たと)えば、

1. 料理(りょうり)や 後片付(あとかたづ)けをするときは、 野菜(やさい)などの 調理(ちょうり)くずや 食(た)べ 残(のこ)し、 油(あぶら)などを、そのまま 洗(あら)い 流(なが)さない
2. トイレでは、トイレットペーパー 以外(いがい)のものを 流(なが)さない
3. 道路(どうろ)の 隅(すみ)っこなどにある 側溝(そっこう)に、 枯(か)れ 葉(は)やごみ、 砂(すな)などを 捨(す)てない

などといったことです。
流(なが)してはいけないものを 流(なが)すと、 下水管(げすいかん)が 詰(つま)る 原因(げんいん)になります。また、 汚(よご)れた 水(みず)( 汚水(おすい))をたくさん 下水道(げすいどう)に 流(なが)してしまうと、 下水処理場(げすいしょりじょう)で 水(みず)をきれいにするのに 手間(てま)がかかり、お 金(かね)もたくさん 必要(ひつよう)になります。

水(みず)は、 自然(しぜん)の 大(おお)きな 恵(めぐ)みです。 美(うつく)しい 自然(しぜん)と 快適(かいてき)な 環境(かんきょう)を 守(まも)り、きれいな 水(みず)を 使(つか)い 続(つづ)けるためにも、 水(みず)を 大切(たいせつ)に 使(つか)い、 下水道(げすいどう)を 上手(じょうず)に 使(つか)いましょう。

汚水(おすい)をできるだけ 流(なが)さないように、 一人(ひとり)ひとりが 工夫(くふう)することが、とても 大切(たいせつ)なんだよ。