げすいどうのおはなし

2(よご)れた(みず)がきれいになるまで

分流式下水道のしくみ

下水道(げすいどう)には、(よご)れた(みず)(汚水(おすい))と雨水(あまみず)別々(べつべつ)(かん)(なが)分流式(ぶんりゅうしき)と、(おな)(かん)(なが)合流式(ごうりゅうしき)があります。宮崎市(みやざきし)下水道(げすいどう)は、(やく)9(わり)分流式(ぶんりゅうしき)です。

みんなの(いえ)学校(がっこう)工場(こうじょう)などから()汚水(おすい)は、汚水管(おすいかん)(とお)って下水処理場(げすいしょりじょう)まで(はこ)ばれます。

汚水管(おすいかん)は、道路(どうろ)(した)(かたむ)きをつけて()められていて、汚水(おすい)自然(しぜん)(なが)れて(はこ)ばれるしくみになっています。また、清掃(せいそう)検査(けんさ)修理(しゅうり)をするためのマンホールが、(やく)50メートルごとに(つく)られています。

汚水管(おすいかん)()める場所(ばしょ)(ふか)くなると、工事(こうじ)費用(ひよう)(たか)くなったり、清掃(せいそう)をすることが大変(たいへん)になったりします。そこで、ホンプ(じょう)(もう)け、(あさ)いところに汚水(おすい)をくみ()げ、(ふたた)(かたむ)きを利用(りよう)して自然(しぜん)(なが)れるしくみになっています。

 そして、下水処理場(げすいしょりじょう)(はこ)ばれた汚水(おすい)は、いくつもの設備(せつび)(とお)(あいだ)にきれいな(みず)になり、(かわ)放流(ほうりゅう)されます。