汚れた水がきれいになるまで
下水道には、汚れた水(汚水)と雨水を別々の管に流す分流式と、同じ管に流す合流式があります。宮崎市の下水道は、約9割が分流式です。
みんなの家や学校、工場などから出る汚水は、汚水管を通って下水処理場まで運ばれます。
汚水管は、道路の下に傾きをつけて埋められていて、汚水が自然に流れて運ばれるしくみになっています。また、清掃や検査、修理をするためのマンホールが、約50メートルごとに作られています。
汚水管を埋める場所が深くなると、工事の費用が高くなったり、清掃をすることが大変になったりします。そこで、ホンプ場を設け、浅いところに汚水をくみ上げ、再び傾きを利用して自然に流れるしくみになっています。
そして、下水処理場に運ばれた汚水は、いくつもの設備を通る間にきれいな水になり、川に放流されます。
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