汚泥の
再利用
下水処理場で
水をきれいにするとき、
汚水の
汚れを
食べてくれた
活性汚泥というバクテリアなどの
微生物のかたまりができます。
処理場では、これをごみとして
捨てるのではなく、
大切な
資源として
利用しています。
その
一つは
発電です。まず、
活性汚泥を
卵形の
消化槽に
集めて
発酵(
腐らせること)させ、ガスを
発生させます。そのガスを
燃料として
利用して
発電機を
回し、
電気をつくっています。この
電気は、
処理場の
中の
機械などを
動かすために
使っています。
活性汚泥は、まだまだ
働きます。ガスを
発生させて
残った
汚泥から
水分を
取り
除き、
約800℃の
熱風を
吹きつけて
乾燥させ、
肥料を
作っています。この
乾燥肥料は、15キロずつ
袋に
詰められ、
高洲町にある
宮崎処理場で1
袋50
円で
販売されています。1
年間に
約9
万袋も
売れている
人気商品で、たくさんの
農家や
市民の
人たちに
使われています。
※
下水をきれいにするときに
出る
汚泥から
作った
肥料は、みんなの
学校の
花壇でも
使われているんだよ。
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